【FX初心者必読】トレンドフォローで小さく狩って35pips獲得する方法!順張りだけで勝てる?

FX初心者必読 トレンドフォローで利益を積み重ねる方法

FXにはいろんな手法がありますが、もっともオーソドックスなのは「トレンドフォロー」や「順張り」とよばれるものです。

どちらも同じ手法を指します。

FXを学び始めだと、どこでエントリーすればいいかさっぱりわからないですよね。そのような方におすすめなのが、トレンドフォローです。

この記事では、実際のトレードの様子とともにトレンドフォロー(順張り)の方法やコツについて説明します。

この記事はこんな人におすすめ
  • 自分のトレード手法がなく戦略をたてられない人
  • 利確目標に到達する前に損切りされちゃう人
  • いろんな手法を知っていて利益が残らない人

FX初心者が最初に覚えておきたい手法

FX初心者の方はまず、トレンドフォローを覚えておくべし!

トレンドの流れに添ってエントリーするので、リスクを抑えることができて、利益を得やすいのがトレンドフォローです。FX初心者の方が一番習得しやすい手法だと思います。

ではさっそくトレンドフォローがどんなものなのかみていきましょう。

トレンドフォロー(順張り)ができる相場

このチャートでは右側が上昇トレンドになっていますね。トレンドは上げの波と下げの波を繰り返して、N字を描きながら成長していきます。

この上昇トレンドには、下げの波がオレンジの線で反発する特性があるようです。このような規則性をトレードの足掛かりとしていきます

オレンジの線に価格が近づいてきたら買いでエントリーすれば利益になりそうですよね٩(๑•∀•๑)۶

ちなみに、このオレンジの線は移動平均線(Moving average)というものです。

オレンジの線は、ローソク足20本分の価格の平均値を繋いだものになっています。青色の線は50本分の移動平均線、黒いのは100本分の移動平均線です。移動平均線はよく省略されて『MA』と表記されることがあります

MAをチャートに表示しておくと、レートが平均価格より上か下かを判断することができますね。これにより、トレンドの強弱を把握することができます。

そしてなにより、この移動平均線はトレンドのN字の反発点になりやすいのです。チャートに表示しておくだけで規則性をより早く発見することができます。

POINT

  • トレンドフォローは移動平均線で規則的に反発しているトレンドですべし

移動平均線の扱い方はこちら

FX初心者におすすめのインディケーター 迷ったらこれ!移動平均線!

戦場が決まったら下位足の情報を読み取っていく

さきほどの画像は4時間足で、こちらが1時間足です。4時間足では読み取れなかった小さな情報を1時間足で拾っていきます

今回は、1時間足でレンジが発生していることが確認できました。レンジとは高値と安値が同じラインで切り揃っている相場のことです。

(4時間足のMA20で反発しそう)+(1時間足のレンジ安値で反発しそう)

上方向に反発するという規則性が2つになりました。エントリーの根拠が2つに増えたと言ってもいいですね。

エントリーの根拠は2つ3つあると安心なので、かならずいくつかの時間足から情報を得るようにします。

今回は画像の黄緑マークが理想のエントリーポイントです。

戦略:4時間足のMA20で反発エントリー(1時間足のレンジをエントリーヒントにする)

戦略名をたてるとしたらこんな感じですね。

POINT

  • 複数の時間足から情報をゲットしてエントリー根拠を増やすべし

最高のエントリーポイントについてはこちら

絶好のエントリーポイント 【FX中級者向け】絶好のエントリータイミングって実際のところ『重複ポイント』って話

トレンドフォローの利確と損切の設定のしかた

理想のエントリーポイントでエントリーできたら、必ずして欲しいことがあります。それは利確設定と損切り設定です。

基本的な損切と利確の設定はコレ

損切はエントリー根拠が崩れるところ、利確は一番近い抵抗帯(レートの行手を阻むもの)の手前に設定すると安全です。

今回はレンジの安値をちょっと抜けてしまったあとに戻ってきたところでエントリーをしました。レンジブレイクではなく、騙し(ブレイクしたと思わせてやっぱりやーめた、と戻す動きのこと)であると判断したからです。

損切:最安値に設定(ここを更新したらレンジブレイク確定だから)

利確:直近の水平線に設定(過去に安値や高値が止められていて危険だから)

利確設定はレートの伸び具合を見てから設定するのもありです。初心者のうちは最初に設定することで利確の確率をあげられると思います。まぁこの辺は慣れてきたら試行錯誤してみてください。

POINT

  • エントリーしたら利確と損切を必ず設定すべし
  • 利確は一番近い抵抗帯の手前に設定すべし
  • 損切はエントリー根拠が崩れるところに設定すべし

利確・損切設定の注文方法はこちら

【スマホ版】MT5/MT4でトレードする方法。注文画面の見方、損切・利確の設定、各種注文方法について説明

水平線の引き方はこちら

FXの水平線の引き方・見つけ方|反転を予測する力を獲得せよ

トレードの結果

見事利確することができました。

このトレードはスムーズに行った例です。毎回このようにいくといいのですが、FXはこんなに簡単ではありません。このようにいく方が珍しいと思います。

次のトレードでは、スムーズにいかない場合の損切との向き合い方を紹介します。

トレンドフォローでの含み益の守り方

続いて、ちょっとてこずってしまったトレードの損切設定についてです。これを意識することで利益を残すことに繋がりますので、是非試してみてください。

トレンドフォローは戦略を使いまわせる

1回目のトレードと同様に、MA20で反発していますね。また同じような戦い方をすることになりそうです。

今回はレジサポ転換と言って、高値を抑えたラインが安値を支えるラインへと転換する現象にも期待できそうです。

効く水平線を引く方法

保護中: 効く水平線を引くために必要な知識とは?実際にラインを引いてみよう

トレンドフォローのいいところはトレンドの規則性が継続する限り、大体同じ戦略でトレードにのぞめるところです。

FXをしていると、チャートを分析したり戦略をたてたりしても、エントリーに至らないことがあります。

せっかく練った戦略がお蔵入りするのはもったいないし、気分的にも凹みます。同じ戦略をつかいませるのはトレーダーにとってかなり有難いことです。(۶•̀ᴗ•́)۶

しかし、こまかいところは毎回確認していく必要があります。

1時間足をみていきましょう。

1時間足ではMA100部分のローソク足に反転の兆しがみられました。十字線や下ヒゲ、はらみ線などが見えます。これらも反発を読むための情報になります。

ということで、エントリーと損切設定・利確設定を済ませました。

損切:直近高値の下に設定(MA100下抜け確定&レジサポラインで反発してくれそうだから)

利確:最高値に設定(直近の抵抗帯になりうるから)

POINT

  • トレンドフォローはおおまかな戦略を使いまわせることが多い
  • 使い回すとしても細かな情報は毎回確認して戦略を練るべし

ローソク足から反転を予測する方法

酒田五法|ローソク足のパターンからトレンド転換を察知する

じわじわレートが進む場合は損切りを移動せよ

1時間足のMA100からグッと上昇してきました。これでひとまず、MA100を下抜ける可能性は減りましたね。ここで、損切りを移動します。

損切を移動する時は必ず現在レートに近づけるようにします。

負けトレーダーの中には損切りされそうという場面で、損切り幅を広くしてしまう人もいるのですが(昔の私です)、それは悪あがきですよね。無意味です。グッとこらえて損切られましょう。

レートがある程度思惑通りに動いてきたら、損切りをエントリーポイントに移動しましょう。こうすることで、損切りラインにささっても、微益から微損で終われます。

POINT

  • レートが思惑通り動いたら損切りを建値に移動すると安全

損切り移動にも根拠を持たせるべし

その後、損切りライン(正確にはストップライン)に刺さることなく上昇が続きました。

しかし、なんとなく上昇の勢いが落ちています。ここからグッと戻されたら含み益がなくなってしまいます。このように、いつ逆行してもおかしくない場面では、損切りをタイトに設定することで含み益を守ることができます。

2度目の損切り移動は、4時間足チャートから根拠を得ました。

4時間足ではMA20で反発後、MA20に添って上昇していることがわかります。MA20を下抜ける時は下降する可能性が高いと見ることができます。

これを理由に、損切りを4時間足のMA20の下に移動しました。

いずれかの時間足のMAに添ってレートが移動している時は、そのMAの下に損切りを移動することでタイトな損切り設定にすることができます(۶•̀ᴗ•́)۶

タイトな損切り設定をしたい時は他の時間足も確認しておきたいですね。

POINT

  • 逆行の可能性が高まったら損切りをタイトに設定すると安全
  • 意識されているMAの下に損切りを移動してタイトにする
  • 他の時間足のMAの確認もする

さっ、下げの波も終わって、ここから上昇しそうな展開になりました!!結果はいかに。。。

損切り移動のデメリット

緑色のOUTに注目してください。下矢印で損切りラインに刺さったことを意味しています。そしてそのすぐ直後に、利確ラインまで到達しています。

損切りラインをタイトにすることは巻き込まれ事故に遭う可能性を高めることでもあるのです。悔しいです。

含み益を守る安全をとるか、含み益をリスクにさらしながら更なる利益を目指すか、はトレーダー次第なんですね。

今回は、利確ラインに到達しているので悔しいと感じますが、利確ラインに到達していなかった場合はラッキーと思うわけです。いつも、利確目標に到達できないという方は、利確目標の設定に至らない部分があるのかもしれません。損切りを移動することで含み益を守ってみてはいかがでしょうか

POINT

  • 損切りラインをタイトにすることは巻き込まれ損切の可能性を高める
  • 安全をとるか、リスクをとって更なる利益を狙うかは自由

トレンドフォローで利益は残る

今回は2回のトレードで33.5pipsの獲得となりました。

1回目は狙い通り、2回目は目標には及ばず手前での決済となりました。そして、一つ一つの利益もデイトレーダーにしてはやや控えめなpips数です。つまりは、完璧なトレードはできなかったんです。完璧なトレードじゃなくても利益を残しやすいのがトレンドフォローだと思います。

トレンドの流れに沿ったリスクの低いトレードで33pipsも獲得できたことも嬉しいですね。

色んな手法でエントリーして損失を抱えている人は、トレンドフォローだけに絞ってみてはいかがでしょうか。トレンドフォローは比較的リスクが低く利益を重ねやすい手法だと思います。

トレンドフォローをする時の注意点

  • 移動平均線で規則的に反発しているトレンドで勝負
  • 複数の時間足から情報をゲットしてエントリー根拠を増やす
  • 利確と損切設定を必ずする
  • 損切り移動は諸刃の剣

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