こんにちは〜、胃腸が軟弱、こたつです。でも激辛ラーメンは食べます(•̀ᴗ•́)و ̑̑
今日はエリオット波動についてです
エリオット波動というのは、「値動きにはとある規則性が存在する」という考えを基にした相場分析法です(・∀・)
ラルフ・N・エリオットさんという方が編み出したので、エリオット波動と名がつきました。
これだけで勝つことは難しいのですが(こたつはそう思うけど、これを主な武器にして戦っている人もいるし)、相場の性質をよく捉えているので、チャート分析の基礎としてマスターしておきたい所です(`・ー・´)b
今回はエリオット波動の基本と、美味しいところだけまとめてみました(,,・`∀・)ノ
エリオット波動の基本
エリオット波動は5つの推進波と3つの修正波の、計8つの波で一つのサイクルとみます。
トレンド方向に推移する5つの波を推進波と言います。
そしてその後の3つの波は修正波です。
上の画像は上昇トレンドの場合ですが、下降トレンドの場合は推進波が下降の5波、修正波が上昇の3波となります。押し目や戻りの部分が修正波と呼ばれているということですね(・∀・)
また波の中にはさらに小さい8つの波があります。
実際のチャートを見てもらうとわかると思うのですが、
月足で見るとただの上昇トレンドの場合でも、
1時間足で見ると上昇トレンドと下降トレンドを繰り返しているという場面は多々ありますよね。
さらに5分足を見るとトレンドが何度も何度も切り替わっている、というのが通常です( ´ー`)
このように、極小部分と全体部分が似ている構造をしていることをフラクタル構造と言います。簡単に言えばマトリョーシカ的な原理ですね。⊂(◉‿◉)つ 一枚脱いでもエリオット!
推進波の特徴
エリオット波動が成立するには3つの条件があります。
ということで、上の条件に注意しながら実際に推進波5つ修正波3つをチャートから見つけてみましょう(ง`0´)ง
なんてやると、初心者は必ずつまづきます(´・×・`)
なぜなら、そうそう綺麗に8つの波が確認されることはないのです。ここがエリオット波動のデメリットです(=_=)
エクステンションがずるい
髪やまつげにつけるエクステと同じですね。
本来なら、ここで3波は終わりだなっていうところを
「いや3波はここまで延長しました─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ!」
って言い切るのが、エリオット波動におけるエクステンションです。
推進波5つ、修正波3つとは言いつつも、波の数が違う場合が多く、
エリオットはこれをエクステンションと呼ぶことにしました( ´ー`)
- 推進波の中でエクステンションが起こるのはひとつの波だけ
- 3波か5波がエクステンションすることが多い
- エクステンションされた波の中には小さな推進波5つがあることが多い
このエクステンション制度の結果、5つの波の捉え方に悪い意味で多様性が生まれます。
とある一点を指して
「ここは4波(・∀・)」
「いやエクステンション3波に含まれるだろ(`Δ´)!」
と、いろいろな見方ができてしまいます。
ということで、エリオット初心者の方は、波をとらえられる場面でのみ8つの波を意識するようにしましょう。
その先に、推進波かどうかの区別がつくようになる気がします。
エリオット波動における波のパターンI.V. N.S.Y.P
この波のパターンこそがエリオット波動における魅力の一つと考えています٩(๑•∀•๑)۶
誰かと歩く時、多くの人は歩く対象によって多少なりとも行動を変えているはずです。
病み上がりの人と歩くときはゆっくりと、
元気な子供と歩く時は危険を見逃さぬよう周囲を見渡して、と言った具合に
経験や知識から状況をパターン分けをして、的確な判断を下(そうと)していますよね。
相場を見るときも同じです(`・ー・´)
相場の状況によって自分の意識や対応を変える必要があります。
エリオットは波のパターンを6つに分けてくれました。これが頭に入っていると今後チャートを分析する際に、チャートが見渡せるようになると思います。
この6パターンだけでも、事前に対応策を考えることができるので、策を練らない手はありません (๑`・ᴗ・´๑)まずは6つのパターンが、どんなものなのかみていきましょう。
Iの字型、Vの字型の動きですね。V字回復などという言葉もあるくらいですので、すぐに覚えられると思います。大切なのは、I波動の後にV波動が来るという連続した動きを感じることです。
N波動はN字型の動きですね。
S波動の方はと言いますと、N字型なのですがレジサポ転換でsupportされたバージョンです。
ということでレジサポのsで記憶づけしてみてはいかがでしょうか(・∀・)?
レジサポについてはこちらの記事で説明しています。
FXの水平線の引き方・見つけ方|反転を予測する力を獲得せよ力の抜けた絵ですみません(/´△`\)
こちらはいくつかの連続した波動がYやPの形に似ていることからこの名前になったようです。Pは割とそのままですが、Yは横向きな感じです。記憶する時は、人文字を作る動作と関連づければ楽勝だと思います。
実際のチャートを見て対応策を決めておこう
それでは実際のチャートでそれぞれのパターンがどんな動きをする確認しながら、対応策を練っていきましょう(*゚▽゚)ノ
このチャートにおけるI波動は純粋な上昇です。その後、上昇のほとんどを否定するかのように戻りましたね。これがV波動の動きです。
あなたは、今後I波動に遭遇した場合どうしますか?
私の対応策:急騰急落には乗っからない
( ^ω^)絶対に釣られないぞ…
S波動はトレンドの始まりや目線が変わる場面で見られることが多いです。レジサポ転換が起こるということはブレイクした方面に伸びる可能性が高いということですもんね。
N波動はトレンドを形成する主な要素です。ちなみにこのチャートではIの安値に引けるラインで反発しているのでレジサポ転換が認められS波動にもなりますね。
N波動やS波動は相場が上か下どちらかに動こうとしている・動いているパターンです。あなたはどのように対応しますか?
私の対応策:トレンドに乗る準備をする
このチャートでは移動平均線が絡み合って横ばいですのでレンジです。トレンド発生には至らないので、エントリーはできませんね。短期の移動平均線は傾き始めていたので惜しかったですね。
Y波動P波動ともに、エリオット波動の2波と4波で現れることが多いです。
買い手と売り手の戦いが拮抗しているので上にも下にも行けないという状況です。
移動平均線にタッチする、トレンドラインにタッチする、経済指標の発表がされる、などと何かしらの刺激によってブレイクされます。
Y波動はどんどん広がっていくのでブレイクを予想しにくいです。
私の対応策:様子見
一方P波動は先端に近づくにつれブレイクされる可能性が高くなります。移動平均線のタッチという事実が加わればさらに予想はしやすくなりますね。
私の対応策:エントリーチャンスを伺う
またエリオット波動の5波でP波動のような動きが見られる時は、トレンドが終わるサインですので、ポジションを持っていたら手仕舞いを考えます。
またY波動から始まりP波動で終わるレンジなどもあります。レンジブレイカーはP波動ブレイクで強気に仕掛けるのもありなのではないでしょうか。
まとめ
- 推進波5つ修正波3つのサイクルが繰り返されている
- 波を捉えられる場面でのみサイクルを意識する
- 6つの波のパターンに合わせて対応していく
6つの波パターンに対して自分はどうあるのか。
これを考えるための記事でしたね。しっかりと用意しておくことで、ダメなトレードを減らし、エントリーの精度を上げることができます⊂(◉‿◉)つ
できる用意は全てしておくことが勝ちトレーダーへの近道です。
保護中: チャートパターンごとの戦い方 練れる策は事前に練っておこう【策披露します】