みなさん、こんにちはチョコを自制できるようになってから3ヶ月が経ちました。こたつです(๑・㉨・๑)
今日はお悩み解決記事です。コツコツドカン、ポジポジ病、チキン利食いとはもうおさらばです!
勝てるようになるまでに体験する悩みの数々
それでは本題に入っていきます。
FXには、多くの人が陥ってしまういくつかの症状があります。
- デモや検証だと勝てるのにリアルだと勝てない
- コツコツドカン
- ポジポジ病
- チキン利食い
- 調子がいいと思ったらボロ負け
- etc…
自分も経験あるゼェという方もいらっしゃると思います。
どうしてこんなにもたくさんの人がFXをやっているのに、同じような症状に悩まされてしまうのでしょう。
これには、ヒトの本能が関係しているような気がします。
勝てないトレーダーの心理状況
私も勝つまでには、先述したような症状に悩まされてきました。
しかし、勝てるようになった今では、
「そもそもの考え方が違うことに気づけていたら、早く負けから抜け出せたんだろうなぁ」
と思えるようになったわけであります(・∀・)
では、まず初めに、我々トレーダーが悩ましい症状に陥ってしまう理由について考えてみましょう。
勝てないトレーダーが支配されているもの
トレードには、側から見ている人には想像し得ぬ、不安・恐怖・興奮・緊張などといったストレスがつきものです。いくつか具体的に挙げてみると以下のようなストレスがありますね。
- お金を失う恐怖
- 待つ苦しみ
- 利益を失う不安
- 損失という痛み
- なかなか稼げない焦り
- etc…
勝てない人の多くが、ストレスに支配されている状態でトレードをしているのです。
お金を失う恐怖と待つ苦しみが大きいとこうなる
デモや検証ソフトに慣れている人はこの二つのストレスに支配される傾向にあります。
いざ自分の給料や貯金をFXの軍資金に回してみると、「エントリーする恐怖」を感じるようになります。
恐怖心を抱えながらチャートを眺める感覚は、デモや検証では味わえないものなので耐性がありません。
加えて、検証ソフトを使ってきた場合は、時間をコントロールできないことにもストレスを感じるでしょう。
初めて味わう恐怖心を抱えながら待つことは、発狂レベル高。
そこで脳内はあなたが狂ってしまう前に、甘い言葉を囁き始めます。
脳
トレーダー
脳
トレーダー
脳
トレーダー
てな感じでバイアスがかかると、デモや検証ではエントリーしなかったポイントでエントリーするということが発生してしまうんです。
トレードにおけるストレスから解放されるために、脳が思い込みや非合理的な根拠をもとに行動を決定するように仕向けるのです。
回避タイプの場合はこんな感じでしょうか。
脳
トレーダー
ってことで全くエントリーできなくなっちゃう人もいます。
利益を失う不安が大きいとこうなる
ポジションがプラスになった時、こう思った経験はありませんか?
トレーダー
ポジションが利益になっているだけで嬉しいものですよね。その幸せを手放さぬよう脳は語りかけます。
脳
そして、あなたは利益が損失に変わるかもしれないという不安に耐えきれずに、利益確定をしてしまいます。
コツコツドカンの一歩目は大体こんな感じです。
そして、損失という痛みを人一倍遠ざけるようになっていきます。
損失の痛みを許容できないとこうなる
トレーダー
なんて思うようになると、すでに損失を受け入れることが難しい状態と言えると思います。
脳
てな感じで、せっかく根拠のあるエントリーと損切り設定ができていたとしても、突発的に損失幅を広げてしまい、これまでの利益を全て吹っ飛ばしてしまうこともあります。
なかなか稼げない焦りがある人
稼げないことに対する焦りは一過性のストレスではなく、常にまとわりつくようなものだと思います。
そのような状態だと、ふとした時にトレードが博打的になったり、むやみにロット数を増やしたり、普段はエントリーしないポイントに手をつけてみたりと、誤った行動を起こしがちです。
早く稼ぎたいという気持ちがあなたのトレードスタイルを歪ませているのです。
そして、この稼げない焦りは、待つべきポイントで待てなくさせたり、損失を激しく嫌ったりと他のストレスも誘発しトレードを悪化させます。
一回のトレードに期待し過ぎ、全力を注ぎ過ぎ
ストレスに支配されている状態というのは、一回の損失や利益に大きく左右されている状態と言い換えることができます。
なぜそんなことになっちまうのかと言うと、トータルで利益になっていれば良いということを本当の意味で信じていないからです。
「トータルで勝つ」ということを、信じるという行為もしないで無意識レベルで信じている、という状態が勝っているトレーダーの心理状況だと考えます。
もちろん、その上で一回一回のトレードを大切にこなしていくのです。
ではどうすれば悩みから抜け出せるか
勝ちトレーダーの心理状況に近づいてみましょう
20回コイントスをします。コインが表なら2ポイント獲得。裏なら1ポイント剥奪です。
さあ、それでは20回目のトスが終了した時、あなたは何ポイント獲得しているでしょうか?最も可能性の高いポイント数を導いてから、実際にやってみましょう。
こたつ
私の結果はこうでした!
13ポイント獲得でした!!皆さんはいかがでしたか。
裏か表が出る確率は半々で、表は裏の2倍の絶対値のポイントを獲得できるので、
大体10ポイント前後で終わるようになっているかと思います。また、マイナスで終わる方が難しいはずです。
実際にコイントスをやった人は、
「とりあえずプラスで終わる」ということを無意識レベルで信じていませんでしたか?そして、次から次へとフラットな状態でトスを続けていたのではないでしょうか?
その状態が、勝っているトレーダーの心理と限りなく近いんです。
トレードをするというのは、トータルで勝てるであろう勝負を淡々とこなすことだと思ってください。
今回のコイントスの実験同様、やればやるほど利益が増えていくような、獲得ポイントの設定(損切り幅と利確幅の比率)と勝率の設定でトレードすればいいってことですね。
トータルで勝てる手法を構築していこう
さあ、こうしてトレードがなんたるかということがわかったみなさんは、トレードすればするほど利益が増える手法を構築していくことに考えをシフトしていきましょう。
ある程度の手法が見えてくるまでは、損失が出て当たり前です。投資ではなく消費の段階なんだと割り切りましょう。
トレードを重ねるごとに利益が増える例
例1
- 勝ち :負け =3:7
- 利確幅 :損切幅 =3:1
⇒想定利益:想定損失=9:7
例2
- 勝ち :負け =9:1
- 利確幅 :損切幅 =1:5
⇒想定利益:想定損失=9:5
上記のように想定される利益が損失を上回るような手法を目指すことになります。
意外に利益って残らないんですよね。これに気がつけただけで、勝ちが続いたからと言って調子に乗らずに済みそうですね(・∀・)
次回は、ある程度の手法を確立し精度を高めていくまでの流れを提案したいと思います。
まとめ
- 一回のトレードに期待し過ぎ、全力注ぎすぎの状態はNG
- トレードは、トータルで勝てるであろう勝負を淡々とこなすこと
- トータルで勝てるということを無意識レベルで信じられる手法を構築しよう
いかがですか?一回のトレードに対する考え方が変わった方もいるのではないでしょうか?
これから手法を構築していく人、すでにある程度の手法が決まっている人はこちらの記事もオススメです。
検証ってなに? 自分だけのFXトレード手法【真の聖杯】を構築するまでの流れ伝言:悩みは何かと聞かれた話
先日、育成計画の参加者さんから「こたつさんの悩みはなんですか?」と聞かれました。
- 自分の遺伝子を残すべきかどうか
- 人の境界線と騒音の関係
- 歯医者さん虫歯放置した方が稼げる問題
って感じですね。一口にいえば、出産・騒音・歯痛について考えています。
それと、ここ数ヶ月のうちに歳をとって28歳になったのに、ブログの名前を27歳のままにしているのも悩んでいたのですが、更新するのが面倒なので年齢の表記はなくしました。
コイントスは納得です。
とにかく感情に焦点を当てると手法そのものに再現性が無くなり、客観性が失われて大変なことになることを気づいて欲しいですね。(リアルで勝てない人は)
自分を信じるというのは、全ての事象に対して完璧な理論と論理と客観性を要するので頭の悪いマヌケな人は思考法や心理学から学ぶことをオヌヌメします。