ど〜も〜巨大な石に惹かれがちな女、こたつです (๑`・ᴗ・´๑)
今日ご紹介したいのは、三角持ち合いの1種、
ディセンディングトライアングル
と
アセンディングトライアングルです。
・・・名前長いですよね、でも踵を返すにはまだ早いですわよ!
このトライアングルの存在を知っているだけで、エントリーチャンスは増えるし、
エントリーする時も自信たっぷりにエントリーできるんじゃないかと思うのです。
この記事を読んでおいて損はないはずですよ(^▽^)o
それでは早速、二つのトライアングルの実態を解き明かしてきたいと思います (๑`・ᴗ・´๑)
三角持ち合いってなんだっけ?
まず、基礎知識から復習していきましょう!
三角持ち合いと書いて、「さんかくもちあい」と読みます。
三角保ち合いと表記されることもありますが、同じ意味で使われています(このブログ内においても、両方使っている可能性大。どっちでもいいんじゃないかな)。
ちなみに三角持ち合いはこんな形です↓
エリオット波動のP波とも呼ばれる形です。
[関連記事] FX相場分析のベース | エリオット波動における6つの波のパターン
上と下どちらに抜けるかわからない、だけど、抜けるタイミングを読みやすい というのと、
抜けた後は値が伸びる傾向にあるので利益を生み出しやすい ということから、
積極的に勝負していきたいチャートパターンであります(۶•̀ᴗ•́)۶
三角持ち合いの紐解き
三角持ち合いがなぜ起こるのか、説明していきたいと思います。
三角持ち合いは、売り手と買い手の力が拮抗している場面で現れます。
上げ下げを繰り返しながら徐々に三角形を築いていきます。
先端に近づくに連れてブレイクする可能性は高くなるので、エントリータイミングの点においては攻略しやすいと言えるでしょう (๑`・ᴗ・´๑)
どちらにブレイクするかを予測することは難しいのですが、タイミングの目星がつけられるだけでも助かりますよね。
ブレイクした後は、
それまで傍観していた人たちがブレイク方向に飛び乗ったり、
反対方向のポジションを持っていた人の損切りを巻き込んだりして、
ブレイク方向に一気に値が伸びていく傾向があります。
実際のチャート画像で確認してみましょう
このチャート内では3つの三角持ち合いを確認することができます。
三角持ち合いでは、上下のトレンドラインで反発時にエントリーすることが可能です。レンジ相場での戦い方に似ています。
それから、持ち合いをブレイクしたあとも比較的攻略の余地があるチャートパターンです。
1つ目の三角持ち合いは、トレンドを作り出すきっかけとなりました。
このように、ノントレンドの状態で三角持ち合いが見られる時は、トレンドに発展しやすいのでブレイクを待ち構えておきたいところですね。
2つ目の三角持ち合いは、上昇トレンドの押し目部分となりました。
このようにトレンドの調整部分で三角持ち合いが作られることはよくあります。この場合、トレンド方向に抜けることが多いので、トレンド方向に抜けると信じて早めにエントリーしておくのも手になります。
ダマシとは、ブレイクしたと思わせて反対方向に値が伸びていく現象です。
ブレイクしたら必ずその方向に伸びるわけではないことを覚えておきましょう。
3つ目の三角持ち合いは、上昇トレンドを終わらせるきっかけになりました。
上位足の水平線や移動平均線を前にして三角持ち合いを形成され、トレンドが終わることがあります。
一つの時間足から判断するのでなく、上位の時間足の抵抗帯が近くにあるかないかにも注目しながら、勝負する必要があるんですね。
[関連記事] FXの水平線の引き方・見つけ方|反転を予測する力を獲得せよ
それでは、三角持ち合いがなんたるかが分かったところで、今日の主役、ディセンディングトライアングルとアセンディングトライアングルの説明に突入していきたいと思います⊂(◉‿◉)つ
ここからが本編!
ディセンディングトライアングル
三角持ち合いの上線だけが切り下がっていく形のことを、ディセンディングトライアングルと言います。
descending には、下降という意味があるので、下降三角持ち合いと覚えておくといいかもしれません。
高値だけが切り下がり、安値は水平線に支えられるような形になっていますね。
基本的な戦い方
まずは、上下のトレンドラインでの反発を狙えます。
原則として、三角持ち合いの一種ですから、どちらに抜けるかは分かりません。
しかし、高値がどんどん下がっていくのは高値を更新する力が弱くなっていくことの現れですね。ですので、下方向にブレイクすることの方が多いです。
ブレイク後は、抵抗帯まで戻ってきて反発したところでエントリーするようにしましょう。
ダマシを回避するためです。
アセンディングトライアングルでも基本的には同じように戦います。
下降トレンド中に出現した場合の戦い方
下降トレンド中には先述した方法とは違う手法を用います。
下降トレンド中にディセンディングトライアングルが出現した場合は、下方向にブレイクする可能性が高くなります。
ブレイク後は、抵抗帯まで値を戻さずに勢いよく下降していくことがよくあります。
と言うことで、ブレイクと同時にエントリーしてしまうのも手ですね(・∀・)
ブレイクと共に売りエントリーすることで、大きな値幅獲得に繋がります。
また、下方向に抵抗帯がない場合は、
下方向にブレイクすると信じて、トレンドライン付近で早めにエントリーしておくことも有効な作戦と言えます(๑`・ᴗ・´๑)
リスクは高まるので、それを承知の上で戦える方のみ活用してみてください。
- ノントレンドの場面では、抵抗帯まで戻ってきたところで売りエントリー
- 下降トレンドではブレイクと共に売りエントリーもアリ
- 下に抜けると信じてトレンドラインで売りエントリーもアリ
- いずれも、進行方向に上位足の抵抗帯がないことを確認すること
アセンディングトライアングル
三角持ち合いの下線だけが切りあがっていく形を、アセンディングトライアングルと言います。
ascendingには、上昇と言う意味があります。直訳すると、上昇三角持ち合いですね。
こんな感じで、ディセンディングトライアングルの真逆のような形になっています。上下のトレンドラインでの反発を狙えます。
抵抗帯を上にブレイクしたら、抵抗帯まで戻ってきて反発したところで買いエントリーするのが基本的な戦い方になります。
上昇トレンド中にアセンディングトライアングルが出現したら、上方向にブレイクする可能性が高くなります。
ここまでは、ディセンディングトライアングルと同じですね。
ただし、下降トレンドの値動きとは違って、上昇トレンドの時はしっかり抵抗帯まで戻してくることが多いです。
落ちるのはあっという間、登るのには時間がかかるんですね。まるで人生(・∀・)
ローリスクなトレードを心がけたい人は、トレンド中でも抵抗帯まで戻ってくるのを待ってエントリーするといいと思います。
勝負師は、ブレイクと共に買いエントリーで攻めてください。
- ノントレンドの場面では、抵抗帯まで戻ってきたところで買いエントリー
- トレンド中でも、抵抗帯まで戻ってくるのを待つことでリスクを抑えられる
- 勝負師は、ブレイクと共に買いエントリーでGO
エントリーポイントクイズ
では、ここからは、軽ーくクイズ形式でいきたいと思います (๑`・ᴗ・´๑)
以下のチャートをご覧ください。
このチャートにはアセンディング トライアングルが隠れています。これまで紹介した戦い方を参考にして、どこでエントリーできるか考えてみてください。
エントリーできそうなポイントは全て挙げてみましょう(*゚▽゚)ノ
できれば一言二言根拠もあると良いですね(MA反発とか)
では、考えて見てください。
答えがまとまった人は、「答えを見てみる」をタップしてね
1、2、3、4、5のどれか一つでも当たっていればOK!!
初心者の方はアセンディングトライアングルを見つけられただけでもOKです!
まずは1、2、3から解説していきます。
この三つは、
- アセンディングトライアングルの下線(=トレンドライン)の反発
- 直近の安値ラインや揉み合いの天井ラインなどの、水平線の反発
- 長期のMAの反発
以上の3つの根拠でエントリーできそうですね(^▽^)o
アセンディングトライアングルをブレイクする前に買いエントリーするのはリスクを伴いますが、他のエントリー根拠のおかげで多少はリスクを軽減できそうな場面です( •̤ᴗ•̤ )
お次は大本命、4番目のエントリーポイントについてです。
アセンディング トライアングルの水平線をブレイクして、戻ってきたところでエントリーする方法です。教科書的な戦い方になります。
水平線で反発したのを確認してから入ることができれば、リスクを減らすことができます。
短期のMAでの反発も味方につけて、かなり自信を持ってエントリーできそうな場面です٩(๑•∀•๑)۶
続いて、5番についてです。
実は5番もアセンディングトライアングルの水平線で反発しているんです。気づきましたか?
更には、ピンクのチャネルラインでの反発もプラスされて、上方向への期待が高まりますね(^▽^)o
更に続いて、6番です。
トレンドラインブレイクと記しましたが、5番の流れを引き継いでいるので、水平線での反発もエントリー根拠に加えて良いかもしれません。
リスクを抑えたい人は5番よりかは、6番でエントリーするのがいいでしょう。
すでに5番でポジションを持っている人は、6番でポジションを増すことも考えられますね (๑`・ᴗ・´๑)
まとめ
- ディセンディング ・アセンディングトライアングルは三角持ち合いの一種
- 上か下、どちらにブレイクするか分からない
- ブレイク後は、抵抗帯に戻ってきたところでエントリーするのがセオリー
- トレンド中に出現したら勝負のチャンス
- 上位足の抵抗帯チェックは忘れずに
ディセンディングトライアングルと
アセンディングトライアングルを知っているだけで
エントリーチャンスが増えそうな気がしてきませんか?
引き出しにしまっておきたいチャートパターンの一つです。是非モノにしちゃいましょう(*゚▽゚)ノ