FX初心者が真っ先にやるべきことと言ったらなんだと思いますか?
私はトレードノートをつくることだと思います。と言ってもFXを初めたての方は、どんなことを書けばいいのかわからないですよね。
今日は基本のトレードノートの取り方をお伝えしたいと思います。そしてノートをかくうえで一番大事なことはなんなのかをお伝えします。
トレードノート公開
まず、わたしのトレードノートを公開します。さらっと目を通すぐらいでOKです。
これはこの前公開した、こちらのトレードのノートです。
【137pips獲得】失敗エントリーを攻めの姿勢で挽回して利益を伸ばす方法トレードによって、途中経過やエントリー前の様子などを記すことはあるのですが、基本的にトレードノートには次の項目を書くようにしています。
- 各時間足の分析
- 戦略
- エントリーの画像
- 決済後の画像
- 反省・仮説
それぞれどういうことに注意して書いていくかを説明していきます。
トレードノートの取り方
ノートに書く前に、トレードをする通貨ペアを絞っていきましょう。
これなら勝てそうだぞというイメージできる通貨を選びます。
具体的には、規則性のある動きをしていたり、反発を期待できる抵抗帯が迫っていたりすると、エントリーのイメージがもちやすいですよね。
メルマガ参加者の方は、エントリー根拠を強化するまでの武器をお伝えしていくので、今はエントリーに自信がなくてもかまいません。
今回は、規則性があるドル円を選びました。
ここでトレードノートの出番です。
時間足ごとにチャート画像をスクリーンショットして、一言でいいので分析メモを残します。
下の画像では長期⇨短期の順で、各時間足をピックアップしてみました。
わたしは基本的に、最低でも3つの時間足を記すようにしています。
どの時間足を記すのがいいのか迷うようであれば、しばらく全ての時間足を記録するようにしましょう。
そのうち、トレードごとにキーとなる時間足がわかるようになりますよ。
めんどくさいですが、それが一番の近道です。
時間足の分析を踏まえて戦略を決定していきます。
今回は下降トレンドに乗ろうとしていたので、次のような戦略になりました。
戦略:4時間足の移動平均線で反発後、売りエントリー
戦略は見返したときに、どういった目論みでエントリーしたのかがわかるような名前にします。
戦略が決定したらようやく、チャートと睨めっこ(監視)するモードに突入です。初心者トレーダーのほとんどの方が、ここまでの手順を省略しています。
いきなりチャートを見て、なんか良さそう!エントリーしちゃえ!ってトレードしていた経験はありませんか?
その状態からは一刻も早く抜け出しましょう。抜け出せるだけでも、ひとつのアドバンテージになりますよね。
エントリーをしたら損切も必ず設定しましょう。利確ラインも可能であれば設定しておきましょう。利確設定を保留するのは、直近のレートの勢いなどで判断したい時などです。
トレードが終わったら、決済された後の画像もノートに記録しておきます。
下の画像は利確された直後をイメージした図です。
利確後・損切後にレートが思惑通りに動いたのかを確認するために、すこし値動きが進んだ状態の画像でもいいでしょう。
そして最後に、反省を記録します。トレードを振り返って、気づいたことは全て記しましょう。
自分の気持ちの起伏や、値動きの不可解な点など、全ての気づきを言語化しておきましょう。
それらを材料にして、こうしたらトレードが良くなるんじゃないか、という仮説を立てます。
実は、この仮説を立てる行為がトレードを上達するうえで、一番重要なものになってきます。
仮説をたてるためにトレードがあり、トレードノートを書いていると思っていただいても構いません。
仮説がたったら、それを次のトレードで確かめていく。そうすることでトレードの精度があがるからです。
エントリータイミングは完璧だった(振り返り)
揉み合いになったところで損切を移動すればもっと安全に戦えたのではないか(仮説1)
安全に戦えるようであればロットを増やしてもいいのかもしれない(仮説2)
30pips 3万円の勝ち
トレードノートはデジタルかアナログか
トレードノートは、デジタルかアナログ、どちらの形態がいいのかと質問をいただくことがあります。
結論からいうと、自分にとって楽な方を選ぶといいです。
続けていくことを考えた時に、手間や時間を一番カットできる形式をえらんでいくといいと思います。
私は、画像を印刷して切ってノートに貼るという作業を手間に感じるので、基本的にはデジタルノートにしています。
最近はMacに入っているPagesというアプリで記録するようにしています。スマホではEvernoteというアプリもおすすめです。どのアプリでもそこまで大差ないので好きなのをお使いいただければと思います。
それから、補佐役としてアナログでもノートはとっています。大まかな流れを把握したり、検証作業をしたりする時にはアナログの方が便利だからです。手書きノートの良さをまとめた記事がありますので、気になる方はぜひご覧ください。
手描きトレードノートの魅力|環境認識を簡単にするためのオススメの書き方まとめ
- FXを始めたらまずトレードノートを準備しよう
- トレードノートは仮説を立てるために書いている
- ノートは続けられる形式でOK
このブログではFXを一から教えるメルマガを配信しています。FXの勉強方法がわからないという方や、効率よくFXの知識を身につけたい方にぴったりのメルマガです。下記の応募フォームから登録してください(۶•̀ᴗ•́)۶